Teaspoon IDE 最新情報

各バージョンの新機能や改善をまとめています。新しいものが上です。
製品ページ / 設定ガイド

v1.4.0 2026-10-16

  • APIキーがアプリの画面に一切出なくなりました APIキーはこれまでもOSのキーチェーンで暗号化して保存していましたが、使うときは画面側に読み出していました。今回から通信自体をアプリの裏側(メインプロセス)で行い、画面側には「保存済み」という事実だけを伝えます。設定のキー欄は常に空欄のままになり、新しい値を入力したときだけ差し替わります。保存済みキーがAPIに拒否された場合は警告が表示されるので、失効や貼り違いにも気づけます。
  • 選べるモデルをAPIから自動取得 — 古い世代は末尾に整理 APIキーを設定済みなら、モデル選択にはGoogleのAPIが返す最新の一覧がそのまま表示されます(取得できないときは従来の内蔵リストにフォールバック)。APIには非推奨フラグが無いため、最新世代より古いメジャーバージョンのモデルは「(旧)」マーク付きで末尾にまとめています。もちろんカスタム入力は従来どおり使えます。
  • 内部整理:プロバイダー層のレジストリ化 LLMとのやり取りをプロバイダー記述子に集約し、モデルごとの能力(ストリーミング可否・プロンプト種別・履歴窓)をメタデータとして管理するようにしました。使われていなかった旧経路(ネイティブfunction calling)とSDK依存も削除しています。Ollama・組織モード・ファイル操作コマンドの動作は従来どおりです。

v1.3.1 2026-10-15

  • 選べるGeminiモデルを最新化 — Gemini 4 Argon が登場 Googleのフラッグシップモデル Gemini 4 Argon と Gemini 3 Pro(プレビュー)を選択肢に追加しました。廃止されたモデル(Gemini 1.5系など)をリストから整理し、プレビュー系モデルのIDも正式なものに修正しています。標準は引き続き Gemini 3.8 Flash、低コストなら Gemini 3.5 Flash-Lite です。リストにないモデルは従来どおりカスタム入力で使えます。
  • 依存ライブラリの更新と脆弱性修正 React 19への更新を含む依存パッケージ一式を最新化し、セキュリティ上の指摘(shell-quoteの脆弱性)も解消しました。選択中のモデルが見つからない場合に切り替わる予備モデルも gemini-3.8-flash に変更しています。

v1.3.0 2026-10-11

  • 吹き出しもテーマの一部に — 5テーマに専用色 チャットの吹き出しが、どのテーマでもアクセント色そのままだったのをやめ、テーマごとに選んだ専用色になりました。茶屋は三色団子の桃色、お手紙は茶封筒(返信は白封筒)、ソーダフロートはソーダに浮かぶ泡の白、Muted Oceanは海中の気泡色、Rich Wineはワインのコルク色です。その他のテーマは従来どおりです。
  • 内部ライブラリの更新 画面の描画を担うReactを18.3.1に更新しました(次のメジャー移行を見据えたReact 18の最終版)。見た目や操作に変更はありません。
  • 開発者向け:ウィンドウサイズ指定と開発モード修正 起動時に --window-size=1372x734 のようにウィンドウサイズを指定できるようになりました(スクリーンショット用)。また開発モードで、別アプリの開発サーバーが動いていると誤ってそちらを開いてしまう問題を修正しました。

v1.2.0 2026-10-10

  • 生成中もPCが重くならない — CPU Threads設定 Ollamaのローカルモデルが推論に使うCPUスレッド数の上限を設定できるようになりました。全コアを使い切って他の作業が止まるのを防ぎます。空欄ならOllamaの判断に任せます。設定 > LLM Provider から。効果の実測記事はこちら。
  • 「考える」モデルの思考をON/OFF — Thinking設定 qwen3.5やgpt-ossなど推論(Thinking)対応モデルで、思考トレースを「On / Off / モデル任せ」から選べるようになりました。Offにすると低速なPCでも返答が大幅に速くなります。
  • Ollama接続方式の変更 Ollamaへの接続を、汎用のOpenAI互換APIからOllama専用のネイティブAPI(/api/chat)に切り替えました。上記2つの設定はこのAPIにしか無いオプションを使って実現しています。なおLiteLLM等のOpenAI専用サーバーをEndpointに指定する使い方はできなくなりました(実際のOllamaを指す設定です)。

v1.1.2 2026-10-09

  • 設定保存処理の整理(セキュリティスキャン対応) 設定値をアプリの保存領域に書き込む処理を1箇所に集約しました。APIキーは必ずOSのキーチェーン経由になり、誤って平文で保存される経路が構造的に排除されました。見た目や操作に変更はありません。
  • 将来のビルドツール変更への対応 開発用のビルド設定ファイル(vite.config)を、次期Viteメジャーバージョンの新しい読み込み方式に対応した形式に更新しました。アプリ本体の動作に影響はありません。

v1.1.1 2026-10-08

  • APIキーが暗号化保存に Gemini APIキーと組織用セッションキーが、OSのキーチェーンで暗号化されて保存されるようになりました(これまではアプリの保存領域に平文で置かれていました)。以前のバージョンで保存したキーは初回起動時に自動で移行されるので、入れ直しは不要です。
  • 内部ライブラリの脆弱性を全解消 アプリを構成する部品(npmパッケージ)の既知の脆弱性49件をすべて解消しました。見た目や操作に変更はありません。
  • セキュリティ報告窓口と自動監視を整備 GitHubリポジトリに、脆弱性を非公開で報告できる窓口(SECURITY.md)と、依存パッケージの脆弱性・更新を自動で監視する仕組み(Dependabot)を導入しました。

v1.1.0 2026-10-08

  • プロジェクト外のファイルを読み書きさせない AIの指示に誤ったパスや悪意あるパスが混ざっても、開いているプロジェクトの外にあるファイルはアプリの中枢(メインプロセス)側でブロックするようになりました。チャット側のチェックに加えての二重防御です。
  • 途中で切れた書き込み命令も見逃さない AIの応答がタイムアウトなどで途切れてファイル書き込み命令が不完全になった場合も検出され、断片をヒントにAIが続きを書き直します。以前は同じ応答内の他のファイルが成功すると検出されず、中途半端なファイルが残ることがありました。
  • 「続きは次の返答で」と先延ばししない AIが残りの作業を次の応答に持ち越そうとしても、自動で続きを実行して作業を完了させます。
  • 未解決の編集がある間は先に修正 ファイル編集や実行の失敗が未解決のままブラウザでアプリを開こうとしても、先に修正を終わらせてから開きます。中途半端な状態で起動されることがなくなりました。
  • AIが勝手にアプリを起動しない ファイルを作成しただけで自動的に実行・プレビューしていた動作をやめました。起動してほしいときは明示的に頼んでください。

v1.0.0 2026-10-05

  • 新テーマ6種類 — 全14テーマに スミレのフィズ(スミレ色のカクテル)、お手紙(和紙に墨と朱の明るい配色)、ソーダフロート(水色のソーダに白い泡)、8bitの青春(レトロパソコンの青い画面)、茶屋(深い茶畑の緑)、コケット(リボンとレースの淡いピンク)が追加されました。設定 > 外観 > テーマ から選べます。
  • 日本語化を画面のすみずみまで メニューや右クリックメニュー、フォルダー選択ダイアログ、エラーメッセージに残っていた英語を日本語化しました。言語は Settings > Appearance > Language でいつでも切り替えられます。
  • 設定画面が見やすく 設定項目を「外観」「AIコンテキスト」「LLMプロバイダー」などの折りたたみ式パネルに整理しました。開閉状態は次回起動時も記憶されます。
  • APIキーの消去がより安全に 「Clear API Key」は確認のため二度クリックする方式になり、消えるのはAPIキーのみになりました。モデル選択やプロキシURLなどの設定は残るので、キーの入れ替え時に設定をやり直す必要はありません。

v0.9.1 2026-10-04

  • 小さいモデルでもコマンドが安定して動く AIがコマンドの書き方を間違えても実行できる範囲を広げました。「//」の付け忘れや、JSON形式で出力してしまう場合にも対応します。逆に、説明用にコードブロック内へ書かれたコマンド例は実行されないので、安心して使い方を尋ねられます。
  • ブラウザでURLを開けるよう修正 AIに「このURLを開いて」と頼むと、途中の「//」で切れて失敗していました。マークダウンのリンク形式で渡されても正しく開きます。
  • プロジェクトを閉じるコマンド 「プロジェクトを閉じて」と頼むと、AIがプロジェクトを閉じられるようになりました。実行中の会話や履歴はそのまま保持されます。
  • 既存フォルダーへの警告 新規プロジェクトの作成先に、すでにファイルが入ったフォルダーを選ぶと警告が表示されます。うっかり既存フォルダーに新しいファイルを混ぜてしまう事故を防ぎます。
  • プロジェクトを閉じても会話が乱れない プロジェクトを閉じたときに、実行中のAIの応答が消えたり、別の会話に切り替わったりする問題を修正しました。開き直すと正しい会話が復元されます。
  • プライバシーと表示の改善 コマンド結果にフルパスではなくプロジェクト内の相対パスが表示されるようになり、PCのユーザー名が履歴やクラウドAIに出なくなりました。表がチャットの吹き出しからはみ出す問題、ヘッダーのボタンが押し出されて見えなくなる問題も修正しています。

v0.9.0 2026-10-03

  • チャット集中モード チャット画面上部のボタン(または Ctrl+Shift+B)で、サイドバー・エディター・ターミナルを隠してチャットを画面いっぱいに表示できます。パネルのサイズは記憶され、必要な操作のときは自動で元に戻ります。アプリを再起動してもモードは維持されます。
  • 会話リスト 集中モードでは、チャットの横に保存済みの会話一覧(タイトル・プロジェクト名・日時)が表示されます。クリックで会話を再開したり、削除したり、「+ New chat」で新しい会話を始められます。プロジェクトを開いていない会話も保存され、次回起動時に復元されます。
  • プロジェクト作成の提案 プロジェクトを開いていない状態で AI がファイルを作ろうとすると、その場でプロジェクトフォルダーを作れるダイアログが表示されます(標準では「ドキュメント」フォルダーの下に作成)。
  • 長い会話の自動要約 会話が長くなると、古い部分を自動で要約して AI に送るようになりました。小さいモデルでも長い作業を続けられます(設定でオフにもできます)。
  • 新テーマ「Rich Wine」 バーのワインをイメージした暗めの配色です。どのコードの色も「エラー表示」と間違えにくいよう配慮されています。
  • AI の回答が読みやすく 見出し・箇条書き・表・コードブロック付きの整形された表示になりました。
  • 会話履歴の保存を改善 保存方式を見直し、容量いっぱいで履歴が保存できなくなる問題を解消しました。
  • 安全対策の強化 AI が開いているプロジェクトの外にあるファイルを勝手に読み書きできないよう、制限を強化しました。

v0.8.0 2026-10-03

  • コマンド失敗時の AI の判断力を改善 コマンドが失敗したとき、「テストが失敗した」「コマンドが見つからない」など原因を区別して AI に伝えるようになりました。以前は環境の問題と勘違いして、無駄な試行を繰り返すことがありました。
  • もともと失敗していたテストを誤解しない AI が作業を始める前から失敗していたテストを「自分の変更で壊れた」と勘違いして直そうとしなくなりました。
  • 失敗したまま「完了」と報告しない ファイルの書き込み・編集が失敗すると、成功するまで AI が忘れずに取り組み続けます。それでも適用されずに終わった場合は「変更が反映されていない可能性があります」と警告が表示されます。
  • ターミナルがすっきり 実行が終わったコマンドは自動で1行に折りたたまれるので、画面が見やすくなりました。クリックすれば結果を広げて確認できます。
  • ダイアログの表示崩れを修正 「プロジェクトを開く」ダイアログでボタンがはみ出して重なってしまう問題を修正しました。

v0.7.0 2026-10-01

  • 新テーマ4種類 Muted Ocean(深海ブルー)、Ancient Console(目にやさしい緑のCRT風)、Walnut(ダークウッド調)、Heritage(レトロPC風の明るい配色)が追加されました。「Quiet Light」は「Organic Light」に名前が変わりました(設定はそのまま引き継がれます)。
  • 編集後にテストで確認 プロジェクトにテストがある場合、AI が編集後にテストを実行して、変更で何か壊れていないか確認してから回答するのが標準の手順になりました。
  • テーマの文字の読みやすさを修正 明るいアクセント色のテーマで、ボタンや吹き出しの文字が読みにくかった問題を修正しました。
  • 小さいモデルでも安定して編集 AI が編集操作の書き方を少し間違えても受け付ける幅を広げました。同じ失敗が続くときは「ファイル全体を書き直す」方式に切り替えるよう AI に指示します。
  • 作業が終わったらすぐ回答 残りの作業ステップ数を AI が把握できるようになり、完了した作業を何度も確認し直さずに回答で締めくくるよう改善しました。

v0.6.0 2026-09-29

  • 「Forger」から「Teaspoon IDE」に改名 似た名前のプロジェクトとの混同を避けるため、名前を変更しました。「ティースプーン一杯分のトークンで実用的な仕事をこなす」という設計目標を表しています。
  • エクスプローラーの自動更新 Teaspoon IDE の外でファイルが追加・削除・改名されると(別のエディターやエクスプローラー、git コマンドなど)、画面に自動で反映されるようになりました。Git パネルも連動して更新されます。手動で更新するボタン(⟳)も追加しました。