Teaspoon IDE
「小さじ1杯(a teaspoon)のトークンで実務をこなす」が設計目標。
開発に必要なすべてをひとつに束ねた、スタンドアロンでプライバシーファーストな Electron 製 AI コーディングエージェント IDE です。
強み
- オールインワン ファイルエクスプローラー、Monaco エディター、AI チャット、Git 操作、真の TTY 対応ターミナルが一体化。ツールを行き来せず、開発がこのアプリ内で完結します。
- 自律型エージェントループ AI がファイル一覧取得・読み込み・検索・編集を複数ステップで自律実行。結果をフィードバックしながら目的まで進み、完了後に自然言語で要約を返します。Ollama では応答がトークンごとにストリーミング表示され、各回答には使用モデル名と応答時間が付きます。
- 安全な書き込み制御 書き込みはプロジェクト内に限定。ファイル作成・差分編集・コマンド実行はすべて承認ダイアログ経由。チェックポイント/ロールバックで AI の変更だけを安全に取り消せます。
- コンテキスト最適化 ファイルツリーだけを先に送り、中身は AI が GREP/READ_FILE で必要分だけ取得。トークン消費を大幅に抑えた設計です。
- 鍵を預けない設計 LiteLLM プロキシ経由で本物の API キーをクライアントに保存せず運用可能。Ollama 対応により完全オフライン動作もできます。AI に送られるファイルパスはプロジェクト相対のため、OS のユーザー名を含む絶対パスがクラウドに漏れることもありません。
- BYOK 対応の無料エンドポイント Teaspoon IDE 自体は無料です。Gemini API キーを自分で持ち込む BYOK(Bring Your Own Key)方式のため、月額サブスクリプションや API 料金へのマージン上乗せはありません。使った分の API 料金を Google に直接支払うだけです。
- 低コスト、場合によっては完全無料 Gemini の安価な Flash 系モデルにフォーカスしているため、従量課金でもごく少額で運用できます(2026年末まで Gemini 3.8 Flash は通常価格の半額の導入価格)。さらに Ollama + Gemma 4 などのローカル LLM を選べば、完全無料・オフラインでコードを外部に送信しない、セキュアな AI コーディングエージェント IDE として使えます。
- 組織導入にも対応(v0.5.0〜) 「組織のサインインを必須にする」だけで一元管理モードに。メンバーは組織発行のアカウントでサインインするだけで使え、API キーの配布は不要。予算残量は%表示、使えるモデルは組織が統制します。詳しくは Teaspoon IDE Organization。
- 実務で使える完成度 Git はステージ/コミット/Push・Pullに加え、クローン・リモート設定・初回コミット・upstream 付き push・ユーザー設定まで GUI で完結。差分ビュー、全文検索、Markdown プレビューと PDF 出力、7 種のテーマ(オーガニックライトほか)も内蔵。ポータブル exe と deb で配布中です。
技術スタック
Electron / React / TypeScript / Monaco Editor / Gemini API・Ollama / Vite
ライセンス:FSL-1.1-MIT(ソース公開型。詳しくは下記「ライセンスについて」)
実際の使用例(AI にオセロを作らせる一連の流れ)は Teaspoon IDE 利用例 をご覧ください。設定方法(Gemini API キー、Ollama ローカル LLM、OpenAI 互換 API など)は Teaspoon IDE 設定ガイド、組織での導入(一元管理・予算上限・モデル統制)については Teaspoon IDE Organization をご覧ください。
各バージョンの変更点は CHANGELOG をご覧ください。
ご意見・不具合報告は GitHub Issues までお願いします。
ライセンスについて(FSL-1.1-MIT)
Teaspoon IDE は FSL-1.1-MIT(Functional Source License)という「ソース公開型(source-available)」ライセンスで配布しています。 オープンソースの MIT ライセンスとは少し異なりますが、通常の利用であれば無料で自由にお使いいただけます。
自由にできること
- ダウンロードして使う(個人利用・業務利用ともに可)
- ソースコードを自分好みに改造・カスタマイズする
- 社内の業務ツールとして導入・活用する
- ライセンス条文と著作権表示を残した上で、フォーク・再配布する
できないこと
- Teaspoon IDE と競合する商用製品・サービスとして利用すること(例:そのまま、またはリネームしたクローンを販売する、有料サービスとして提供する)
- 再配布の際にライセンス条文や著作権表示を取り除くこと
- 「Teaspoon IDE」の名称・商標を、出所の表示以外の目的で使用すること
なお、各リリースは公開から 2 年後に自動的に MIT ライセンスへ移行し、その後は商用利用を含めて完全に自由になります。 詳細はリポジトリの LICENSE をご確認ください。